小樽運河クルーズ

安心安全な運航への取組み

小樽運河クルーズでは、お客様の安心安全な運航を実現するために、以下のような運航判断基準の遵守、通信手段の利用、救命手段の確保、スタッフの管理、日常の点検整備や船舶の検査、非常時を想定した定期訓練を実施しております。(印刷用PDFファイルはこちら)(2024/4/25改定)

① 運航判断基準(※運航中止の社内基準)

風速 船種 夏期 (ホロ装着なし) 冬期 (ホロ装着あり)
大型船
旅客定員41名以上
平均風速
7m以上の予報
平均風速
6m以上の予報
小型船
旅客定員40名以下
平均風速
8m以上の予報
平均風速
7m以上の予報
波高 0.5m以上の予報
視程 300m以下(現場目視)

② 通信手段

1)業務用無線機
運航中に事務所や僚船間の連絡に使用します
2) 国際VHF無線機
他社船舶との連絡の他、緊急時には海上保安庁への連絡が可能です

③ 救命胴衣

1)大人用(腰巻タイプ) 170着
落水時は水を感知し自動で浮き輪状に膨らみます
2) 子供用(ベストタイプ) 25着
着用後ベルトで脱落防止ができます

④ 救命浮環

各船1個搭載の他、乗船口に1個 計7個

⑤ 体調管理

1)アルコールチェック
勤務開始時に計測(運航スタッフ)
2)体温検温
体調が不安定な場合 必要に応じて検温

⑥ 船舶の点検・整備

1)運航前点検

船体損傷、エンジン、プロペラ、燃料残量などを点検

2)都度整備

消耗部品交換の他船体リフレッシュ作業(主に春頃)

3)夏期終了時

冬期間稼働しない船は冬期格納整備

4)船舶検査

法廷定期検査は5年毎に、その中間の時期には中間検査を受検(今年度:2024年5月~10月中間検査予定)

⑦ 非常時想定訓練

1)落水者救助・曳航訓練
乗客が落水した場合、船舶が自力航行不能となった場合を想定し訓練します
2) 救護訓練
いざという場面での救護のしかた、AED(自動体外式除細動器)の使用方法を学びます

⑧ 損害賠償責任保険

毎年4月1日~翌年3月31日で加入、4月1日時点で未稼働となっている船舶は稼働開始に合わせ随時加入。
船客傷害賠償責任保険限度額:1名あたり1億円