船のご紹介
小樽運河クルーズで活躍している船は現在7隻。幅の狭い運河でも小回りが利くよう、船の前にもモーター(バウスラスター)を搭載しています。また環境にやさしいバイオディーゼル燃料を使用しています。
カナル1号
■1973年造/最大旅客人数20名
運河クルーズの記念すべき第1号艇です。全ヒノキ材で出来た木造船で一番味わいのある船です。 かつては手漕ぎのカッターボートとして活躍していましたが、引退後エンジンをつけ、色とニスを塗り再生させたのが1号艇です。 運河クルーズの歴史はこの船から始まりました。
15人程度の貸し切りなら1号は最高のクルージングを楽しめます。イベントやテレビ撮影で使用が多いのも1号艇なんです。2号、3号と違い座席は縦についています。
カナル2号・3号
■2012年造/最大旅客人数23名
1号での問題点を踏まえて造られたのが2号と3号です。1号と違い座席が横についているので、ガイドがより分かりやすくなっています。また、1号より小回りが利くように改良されているのも特徴です。運河クルーズで一番活躍する船で、お客様が乗る機会が多いのも2号、3号です。
2号と3号は同じ設計なのでほとんど違いはありませんが、船を留める部分が異なっています。機会があったら是非チェックしてみてください。
カナル4号
■2015年造/最大旅客人数10名
コンパクトでかわいいカナル4号は、カナル1号と同じように手漕ぎボートを改造して造られました。また、1号と同じように座席が縦に付いています。1号との違いは、木ではなく軽量な強化プラスチックからできていることです。小さくて軽い4号は、6隻あるカナルボートの中で一番の機動性を誇ります。南運河で切り返さないでUターンできるのはこの船だけです。
4号は10名まで乗れるので、少人数での貸し切り、プチ女子会、サプライズなどに最適です。水面により近い景色が楽しめますし、キャプテンとも親密になれます。
カナル5号
■2015年造/最大旅客人数40名
2015年8月にできた5号艇は、カナル2・3号をもとに全長は1m長く、全幅は0.6m大きく設計されました。小型なカナル4号がイルカサイズだとすると、カナル1・2・3号はシャチサイズ、そして大きなこのカナル5号はクジラサイズといえます。船の顔のような船首部分ですが、5号は他の船と違い、スタッフの間でもクジラっぽいという話が出ています。
サイズが大きい分、他のボートよりやや足が遅いですが、小回りが利く2・3号にも負けない機動性があります。また、大型バス1台とほぼ同じ人数の40名が一度に乗れるので、大きな団体でのクルージングにも最適です。
カナル6号
■2017年造/最大旅客人数48名
カナル6号は、5号と同じ大型カナルボートで、全長全幅ともに5号とほぼ同じです。ただ、船首が尖がっていてスリムにみえる5号に対して、6号の船首は丸みを帯びているため、全体的に少しぽっちゃりしています。このおかげで、5号より船内が広く、座席も8つ多くなっています。一度に多くの方が乗れますので、大人数で運河をクルーズするにはもってこいの船です。
ぽっちゃり型の6号ですが、速度や機動性の面では5号に劣りません。狭い南運河の奥でも問題なくUターンできます。ちなみに船首には古いランタンがついていて6号艇のチャームポイントになっています。ぜひチェックしてくださいね。
カナル7号
■2020年造/最大旅客人数42名
カナル7号には、ヤマハ発動機の最新鋭電動操船システム「ハルモ」が搭載されています。弊社の船は主にエコなバイオディーゼルを燃料として動きますが電動の7号は排気ガスを一切出さず、さらに環境に優しいです。モーター音も静かなので、乗りながらより一層水の音や風の音を楽しむことができます。
また、運転台にはハンドルとアクセルレバーの他にジョイスティックが装備されています。このジョイスティックのシンプルな操作で直感的なかじ取りができ、6号と同じデザインの船でありながらUターン時、船をより簡単に回転させることができるため周囲の安全確保もしやすくなっています。
気になる方は乗り降りの際に、ぜひ運転台をご覧ください。
自然の音と小樽のレトロな雰囲気を、カナル7号でゆったりと感じてみてはいかかでしょうか。
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外部リンク:
運河クルーズの通常運行ではより多くのお客様にご乗船いただけるよう、各便の乗船人数によって随時船の割り当てを行っております。そのため船のご指定はできませんのでご了承ください。貸し切りの場合、事前打ち合わせの上対応できるケースがございます。是非お問い合わせください。