ミシュランガイド・ビブグルマン掲載の小さなお蕎麦屋さん
こんにちは!今回食レポ初担当のキャプテン前田です!
今回は色内通りにある石造り倉庫のそば店、「手打ちそば いろない」さんをご紹介します。「手打ちそばいろない」さんは、北海道幌加内町産のそば粉使用した手打ちのそばのお店です。私自身、初の食レポということもあって、ワクワクと緊張の半々の気分で向かいました。
石造り倉庫を改装したお店
小樽駅前を縦に貫く”中央通り”を海方向に進み、”色内通り”を右に曲がり歩くこと1分、左手に白壁の石造り倉庫があらわれます。外観には小樽軟石が使われており「手打ちそばいろない」という看板。
静かで落ち着いた雰囲気の店内で迎えてくれたのはご年配の店主でした。物静かな店主はタオルを巻き付け、そばを注文すればスイッチが入り真剣な眼差しで調理する姿がうかがえました。
店内はカウンター7席、4人掛けのテーブル1席、計11席で個室はありません。壁には小樽運河の昔の風景画が飾られており、今と昔の運河の違いを比べることができますよ。待っている間、私たちはその風景画を見ながら、運河とそばの話で盛り上がりました。未来の運河の風景画を描いていくのは私たち小樽市民でしょうか?(笑)
いただきます!
店主によればメニューはどれもオススメ。小枝キャプテンは温かいにしんそば、私は冷たいざるそばを注文。追加料金で大盛りも可能です。
●にしんそば
温かいダシのきいたそばの上に甘露煮の鰊が丸々1匹のった贅沢な味わいのそばです。食べやすさと使用しているそば粉の特性より麺は細く切ってあります。
●ざるそば
そばの麺が細打ちで短く切ってあるので、食べやすさの面でダシの容器に入れやすいのと口に入ってからのそばの香りが全体に広がっていき、非常にのどごし良く食べられる一品です。
お店の成り立ちとこだわり
石造り倉庫を2004年(H16年)に改装して夫婦2人で切り盛りされています。店主は以前からそばのキャリアを積んでいたとのこと。建物は小樽軟石が使われていて梁は当時のままです。
北海道幌加内町産のそば粉を使用した粗挽きの手打ちそばです。店主のこだわりは、そばを打つ時出来るだけ細いほうが良いので意識して手打ちで作っているそうです。
2017年にはミシュランビブグルマンにも掲載されています。毎日平均で30食分ほど準備され、売り切れ次第閉店となるのでぜひお早めに。
お忙しい時間の中に詳しいお話と美味しいそばを頂きありがとうございます!
落ち着いた静かな雰囲気で食事をされたい方にはベストなおそば屋さんです。
是非一度お立ちよりください。
お店の情報
[電] 0134-33-1671
[休] 水曜日の他不定休で月2回
[駐車場] 3台(店舗前)
[アクセス]
– 小樽運河クルーズから徒歩3分
– JR小樽駅から徒歩10分
※写真・内容は掲載時のものです。詳しくはお店へお問い合せください。